目の老化防止に効果が期待される「ルテイン」
ルテインはこの15年、目の健康維持には欠かせない存在として位置を確立しました。
その理由として眼病発生が40歳あたりから急増する事から、目自体の老化が大きな原因と言われているからです。そしてこのルテインは目に存在し、「活性酸素を除去する抗酸化物質」として老化を防いでくれる成分と認知された為です。
日本における失明1位は緑内障ですが、2、3、4位が網膜がらみの眼疾患である事から、予防効果や進行抑制でルテインの必要性がさらに高まっています。
一時的に目のスッキリ効果が得られる事で流行したブルーベリーと異なり、化学的根拠に基づき目の老化を防ぐ効果が高い事から「眼病防止を考えた時、本当に目に必要なのはルテインのサプリメント」という不動の地位を築きました。
ルテインはカロテノイドという色素です
カロテノイドとは自然界にもっとも広く分布している色素の一つです。
カロテノイドを大別すると「カロテン」と「キサントフィル」に分けられますが、「カロテン」の代表的なものはα-カロテン・β-カロテンですが、「キサントフィル」はルテイン・ゼアキサンチンなどに代表されます。
カロテノイドは黄・橙・赤などの鮮やかな色彩で知られています。
例えばニンジンの橙色はα-カロテン・β-カロテンであり、トマトの赤色はリコピンといった具合です。自然界にはおよそ600種類のカロテノイドが存在すると言われていますが、私たちが日常摂取している食べ物に含まれているカロテノイドは50種類ほどと言われており、緑黄色野菜に多く含まれていると言われています。
※ルテインは「黄色」の色素のカロテノイドです。
黄色という性質上青を吸収する為、ルテインは最も有害な「青色光」を吸収します。
ルテインサプリメントの種類や選び方
市場で販売されているルテインサプリメントは大別すると次の2種類があります。
- 「フリー体ルテイン」を使用したサプリメント
- 「ルテインエステル」を使用したサプリメント
フリー体ルテイン | ヒトに体内に存在するものと同じルテイン |
ルテインエステル | フリー体に脂肪酸がついたままの状態の未精製ルテイン |
ですから、例えば同じ「ルテイン10mg」であったとしても、不要な脂肪酸がついたままの「ルテインエステル10mg」と「フリー体ルテイン10mg」とでは同じ「ルテイン10mg」とは言えません。
ルテインをサプリメントで購入する場合、価格も安いものから高いものまでバラバラでどれが良いものなのか迷ってしまうと思います。
安い製品、高い製品にはそれぞれの理由があります。広告費などが価格が高くなる理由の一番ではありますが、それらを省いたとしても値段の差がある場合は、ルテイン原料の質などの価格差による可能性が考えられます。
ルテイン製品に価格のばらつきがあるのは何故?
①ルテインの原料が高品質~粗悪なものまであり値段がバラバラ
原料である「ルテイン」にも様々な種類がある為です。
ルテインと言えば「FloraGLO®ルテイン」が最高品質と言われており、原料としての価格もルテインエステルを精製し手間がかかる分、もちろん高くなります。ですから中にはFloraGLO®を100%使用ではなく、FloraGLO®をわずか数%、そして他のルテインを混ぜ合わせたサプリメントも存在します。 これによって「FLoraGLO®使用」と謳えますし、価格も大きく変わります。 ②ルテインサプリの原料の組み合わせについて
というように、混ぜ合わせたサプリメントが数多く市販されています。一番良いルテインをお探しの方は「FLoraGLO®ルテイン」含有である事、またFloraGLO®ルテインが100%配合かどうかを必ず確認しましょう。
|
---|
ルテインは緑黄色野菜に多く含まれます
効果的にルテインを摂取するならほうれん草がおすすめ!
ルテインは食品でいうと緑黄色野菜に多く含まれており、特にケールやほうれん草に多く含まれています。
また、ルテインは「脂溶性」といって油によく溶ける性質を持っていますので、例えばほうれん草などはソテーして炒めていただくことで体内での吸収が高まると言われています。
野菜100g中のルテイン含有量
野菜 | ルテイン(単位:μg) |
ケール | 21,900 |
ほうれん草 | 10,200 |
ブロッコリー | 1,900 |
グリンピース | 1,700 |
とうもろこし | 780 |
ニンジン | 260 |
キャベツ | 150 |
※ルテインスーパーEX 3粒(1日分)には、ほうれん草2袋分(約500g)のルテインが含まれています。
ルテインの摂取量と副作用について
ルテインの1日摂取量に上限はあるのか?
国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)が設けた機関で一日摂取許容量など世界的安全性評価を行っているJECFA(Joint Expert Committee on Food Additives)では、1㎏に対して、1日2mgまでの摂取量であれば問題ないとしています。つまり、体重50kgの場合、1日100mgまでの摂取は可能で、ルテインは大量摂取実験でもその安全性が認められています。
ただし、極めて稀ですが世界的にみて、大量に摂取する事で皮膚が黄色くなるという報告例もあったようですので、一般的な摂取量(1日30㎎まで)が望ましいと言えます。
お気軽にお問い合わせください。03-6658-4585受付時間 9:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]
お問い合わせはこちら お気軽にお問い合わせください。